4.目標管理研修&考課者訓練(管理職向け 2日)
「目標管理制度」と「人事考課制度」、個々の内容を詳しく理解するだけではなく、関連性までじっくりと考察し、部下育成や組織業績に寄与するような人事制度の運用を出来るようなノウハウを2日間で身につけていただきます。
コースの特徴
①このコースでは、適切な人事考課は部下育成につながること、部下に考えさせるような目標設定ができれば、やはり部下育成につながること、また良い目標を立てさせないと(目標管理システム)、良い評価はできないこと(人事考課システム)などの制度間の関連性を理解します。
②この研修は、制度の目的や運用のコツをじっくりと(2日)で学ばせたい、ロールプレイングを通じてスキルとして体得させたい、という組織にピッタリです。
③「自分の言葉で表現する」という演習を通じて、曖昧な理解ではなく、部下に説明できるように具体的な言語表現ができるように工夫しています。
④2日間にわたりますが、受講生の興味や関心が維持されるよう、幾つかの演習やロールプレイングを組み合わせて研修を進めていきます。
コースのねらいと内容
①メンバー(部下)への目標設定に対するコーチング・スキルを習得する。
②人事考課(評価)者の目線の高さを揃える(甘辛、中心化傾向の是正)。
③考課者の陥りやすい傾向(ハロー考課、中心化傾向など)を学び、対策を理解する。
④部下(メンバー)のモチベーションを高め、成果があげられるようなフィードバックの仕方についてロールプレイングで学ぶ。
⑤目標管理、人事考課(評価)を自分のツールとして使っていこうという意識を強化する。
⑥目標管理、人事考課(評価)システムの意義、関連性を再確認する。
⑦人事制度運用において何が自分の課題なのかを明確にし、職場運営に反映する。
対象者 : 管理職
受講人数 : 最低6名 ~ 最大36名
研修カリキュラム
時間 | 内容 |
---|---|
1日目 9:00~ 12:00 |
<管理職の役割と目標管理、人事考課(評価)> ◆オリエンテーション ◆社会、組織の変化と管理職の役割 ◆目標管理制度、人事考課(評価)システムの目的(意義) ◆目標管理制度、人事考課(評価)システムの全体像 |
13:00~ 17:00 |
<目標管理の実務> ◆目標設定のフロー ◆良い目標、よくない目標(具体的な目標設定のために) ケーススタディー → グループ討議 ◆目標の進捗管理 ◆目標達成の振り返り、分析 |
2日目 9:00~ 12:00 |
<人事考課(評価)の実務> ◆人事考課(評価)の原則(職務事実、期間、因果関係) ◆評価項目の理解と事実記録の方法 ◆評価項目の理解と事実記録の方法 ◆ケーススタディー ~ 「この事実はどの評価項目に該当する?」 グループ討論 ◆評価者が陥りやすい傾向(評価エラー) |
13:00~ 17:00 |
<フィートバックと部下育成> ◆フィートバックの目的 ◆成功するフィートバックの手順 ◆目標設定からフィートバックまでの一連の手順 ケーススタディー → ロールプレイング ◆確認テスト、質疑応答とまとめ |
※時間帯は、ご要望に応じて調整させていただきます。1日8時間が基本です。
必要機材
①ホワイトボードまたは黒板
②会場が可能であれば、PowerPointが利用可能な環境(スクリーン、PC等)
③「研修テキスト」
④「面談チェックリスト」