2.目標管理研修(一般社員向け 3時間)
現在では、公的機関を含め、多くの組織で目標管理制度が導入されています。しかし目標管理制度は、自分の成長をもたらすツールです。"大切に使っていこう"とポジティブに考えているメンバーは多くありません(弊社の研修前アンケートでは1割未満です)。 むしろ「目標を管理されている、やらされている」というネガティブな考え方が広がりがちです。 しかし、この「目標管理のやらされ感」を払拭しされませんと、組織の中で多数を占める一般の社員・職員(非管理職)のモチベーションは上がりません。またその上司である中間管理職も「目標設定に対してモチベートされていない部下」と「上層部からの高い期待」との狭間で苦しむことになります。 そうなると結果的に、目標管理制度は、組織や個人の成長、強化をもたらすものとはなりません。
この研修は、短時間(標準3時間)で、目標管理のエッセンスを理解してもらい、主体的に目標管理に取り組む姿勢を強化します。
コースの特徴
①「目標管理をやらされている感じ」を払拭し、自分の成長の為に、という認識を持ってもらう。
②集中力が持続する短時間(3時間)でエッセンスが学べます。
③幾つかケーススタディーも用意されていますので「良い目標」のイメージがつかめます。
コースのねらいと内容
なぜ目標管理が大切なのか、自分にとってどういう意味があるのか? この点をしっかりと理解してもらい、目標設定の基礎スキルを習得していただきます。
①目標管理が自分自身の成長につながるという意識を認識する。
②目標の具体的な立て方の方法を理解する。
③目標の立案、進捗管理、自己評価などのステップで、上司とどのように相談、報告すればよいか理解する。
対象者
①一般社員(目標管理の対象者または、これから対象になる人)
②初任管理職(初めて目標管理の対象者となる部下を持った方)
受講人数 : 人数制限はありません
研修カリキュラム
時間 | 内容 |
---|---|
9:00 | ◆オリエンテーション ◆目標管理制度の意義 <講義> ◆目標管理の基本ステップ <講義> |
10:00 | ◆成長につながる目標管理とは <講義> ◆目標設定の技術 |
11:00 | ◆「良い目標」の具体事例 <事例検討> ◆目標の進捗管理 <講義> ◆まとめ |
12:00 | 終了 |
※時間帯は、午後、夕刻でも対応可能です。
必要機材
①ホワイトボードまたは黒板
②会場が可能であれば、PowerPointが利用可能な環境(スクリーン、PC等)
③「目標シート事例(デフォルメして作成者が特定されないもの)×4種類」
④「研修テキスト」
⑤TV会議システム(遠隔地の社員を参画させる場合)