具体的なテーマがなぜ良いのか?
具体的な目標は、やり甲斐、集中力、戦略的思考力を高めます。
抽象的な目標は、次の2点で好ましくありません。
① 自分の努力以外の要素で、達成・未達成が決まってしまう → やりがい、集中力が沸いてこない
② 毎年、同じような目標になってしまう → マンネリ化する(考える能力が育たない)
例えば、営業の人が「利益率20%確保」という目標を掲げたとしましょう。
何を売るか、何が売れるのか、製品・商品の構成比が自分の努力とは別のところで変わる、ということが起こります。そうすると「ラッキー!」という場合も有るでしょうが、どんなに努力すれども20%は確保できない、ということも起こる可能性があります。
全体の利益を20%以上にすることが組織方針なら、あなたの担当している顧客・製品の特性、ライバルなどを良く考えた上で「y製品群の粗利益率25%」などと表現しましょう。こういう思索を重ねることが、あなたの能力(戦略立案能力)を育てることになります。テーマが具体的になると集中力も沸いてきます。この場合だと「y製品群」の粗利益率改善のために努力を集中すれば良いのですから。
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文責:田辺和彦
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