成果主義+プロセス主義でパフォーマーを殺さないで
成果主義は成果をあげるために、一定の自由度が与えられる制度であって欲しいと思う。もちろん成果を上げるためには、法律違反を犯しても良いということではない。法律や会社方針など準拠すべき事柄も沢山あることは言うまでもない。しかし、成果主義の目指すべき方向はその人の強みを活かしまた強化し、必要なら最低限、弱点をカバーする方法を考えながら、ある程度は自由なやり方で成果が出せるように仕向けるものだと思う。
ところが20世紀から活躍している人たち(私を含めて)に染みついた「プロセス管理主義」ともいうべき行動特性は、なかなか影をひそめない。従って成果も細かく規定し、プロセスも細かく規定して、それぞれを厳密に求めようという傾向がみられる。これでは人事部門、人事制度がハイパフォーマーの足を引っ張っている、ということになっているのではないか?
息苦しくてパフォーマンスをあげる意欲がなえてしまうのではないか?「You are not OK」という暗黙のメッセージが人事制度(思想)に紛れ込んでいないか?そんな風に感じることがある。一度、チェックしてみてほしい。自由に考え、ある程度の信頼を置かれて創造的、アグレッシブに行動する。でも「この成果は、自分だけのもと」と考えたり、ノウハウを抱え込んだりせずにオープンにしていく。
そのような成果主義を実現していただきたい、と考えている。
文責:田辺和彦
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