多様性(diversity)と成果主義人事制度
人種や性、文化などの違いを超え、成果のためにメンバーが知恵や汗を絞る。分かりやすい例としては、女性向け商品開発に女性を活用する、という感じだ。
または、先に性差解消(ジェンダーフリー)や人種差別撤廃などの社会的正義があって、それに組織が対応していく、という感じでもある。
21世紀は、そのような人間の思惑を超えて「成果主義人事」「多様性の活用」に向かっているように思う。「成果を生まない人にはそれなりに」という表面的な成果主義人事が背景にあるわけではない。うまく説明できないが「組織」という生命体の進化がそうし向けられているように感じる。
何回かに分けて、コンサルタントの現場から見える実感をふまえて考察していきたい。
文責:田辺和彦
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