人事評価の分布規制は注意して!
人事評価は、管理職によって「甘すぎる」「辛すぎる」がどうしても生じてしまう。そこで分布規制をかける組織も多い。だが少人数の部門単位、例えば「4~5名の課」という単位でも分布規制を強要すると、現実と評価結果が合わなくなる。
成果を上げているメンバーが集う「課」も、そうでない「課」も、Aを1割と言われると評価が歪んでしまう。最近は、このような問題に気づいて分布規制は、部や事業部単位としているところが増えている。これでいいのだと思うが、そのような組織の課や係でも分布で規制されているというのだ。
良く聴いてみると分布規制を求められている事業部長が、自分の部門間での甘辛調整をやりやすくするために、部長や課長に分布規制を求めているケースがあるようだ。事業部長や部長クラスになると評価人数も増えるので、そのような気持ちになることは理解できる。が、ここは評価の甘辛をなくす、すなわち直属の管理職の評価能力を向上することが自分の役割だと考え、良く指導して行ってほしい。
文責:田辺和彦
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