部下が参画するプロジェクトでの評価を拾う
通常業務以外にプロジェクトに参画する部下がいる場合は、その中での活動、貢献を評価対象にすることが大切だ。そうしなければ、プロジェクトでの活動意欲がわいてこない人もいる。
管理職(上司)は、プロジェクトのリーダーに、部下の業績やプロジェクトへの貢献度、発揮した行動・能力について情報を引き出さなければならない。また本人からもコメントを求める必要がある。もしも、プロジェクトリーダーと本人との感じ方の差があるなら、部下とプロジェクトマネージャーとで話し合うことも大切になる。
一般的にいえば、今後はきっと横断的なプロジェクトが増えていくことになる。そうした場合、そこでの努力や貢献を評価しないと、納得性の低い人事評価になってしまう。
文責:田辺和彦
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