能力開発目標は、できるだけ『仕事』で表現する
能力開発目標は、できるだけ「仕事」で表現しましょう。
例えば「Word修得」や「excelをマスターする」という目標は、仕事に関係する事柄で表現します。「excelをマスターする」といっても、ソフトウェアは奥深く、プロのソフト開発者が作成するプログラムまでexcelで作れます。
「習得する」「マスターする」という表現をもう少し具体化する必要があります。今期はどこまでやるのか、というのを明瞭にしないと、何をすべきか?という行動も明確になりません。
もしも結果が人事評価に関係するなら、自分の評価と上司評価にギャップが出てしまうことも考えられます。「自分ではやったつもり」でも上司からすると「あれでは不十分」という事になりかねません。
「明瞭な達成レベル」を目標に示すためだけに「○×試験に合格する」なども考え物です。職場での目標管理で取り組む能力開発であるなら、仕事で表現するのが一番、自然です。
「excelをマスターする」とするのではなく「月次の定例営業管理資料をexcel化し、資料作成時間を3割短縮する(月10時間を7時間以内に)」という感じで具体的に作成できると良いでしょう。
あなたのアクションも明確になり、上司との評価ギャップも生じにくくなります。
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文責:田辺和彦
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