『目標以外の成果』を本人から申告することの意味あい
普通、個人は自分の目標以外にも沢山の仕事をしている。それらを上司がキチンとみて人事考課に反映する、というのがこれまでの方法だ。しかし現代の上司は部下の机の側で、じっと仕事をしている、という機会が減っている。良くいえばネットワーク型組織で上司もプレーヤーとして、あるいは別のプロジェクトに参画するなどして、でかけている。
また追求し管理すべきテーマも、20世紀の組織に比べれば格段に増えている。当時は営業職は売上だけを管理している、という組織も多かった。あるオーナー系企業は、売上さえも秘密にしておられた。コンサルタントの先達の一倉定さんは営業マンには売上を追わすな、訪問回数だけをノルマにせよ、結果(売上)は後からついてくる、とさえ言っておられた。
ところが今は売上、利益、新規開拓、回収...など様々なテーマを追っている。だから「自分の仕事をしっかりみてくれない上司はアホだ!」、と考えること自体が時代に合わなくなってきている。上司にも見えない部分がたくさんある。だから自分を売り込むのではなく、PRするのでもない。1年間の振り返りをして上司に報告するのだ、という気持ちにならなくてはいけない。
文責:田辺和彦
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