定点観測による情報収集
社会のデジタル化にともない情報の発信量は幾何級数的に増加しています。
やみくもにビジネスチャンスにつながる新しい情報を追いかけようとしても、きりがないほど情報量は増加しています。社会や市場の動きに関する変化やトレンド情報を収集しようとするなら、定点観測のほうがよほど効果的です。継続的な定点観測をしていれば、新しいモノ・コトの変化情報を確実にキャッチできます。
定点観測の場所は、収集すべきテーマにあわせて「書店・コンビニ・デパート・繁華街」などになります。
■書店 ビジネス業界
大きな書店のビジネスコーナーに平積みされている本に目を光らしていると、経営理論から人間関係論までビジネス業界全体の動きがわかります。
■コンビニ 飲食・生活雑貨
通いなれたコンビニなら、見慣れた売り場の変化から商品構成の変化がすぐにわかりますし、続々と発売される新商品をいち早く知ることができます。
■デパートのショウウインドウ
デパートのショウウインドウは、新しいライフスタイルを提案する最先端の情報が凝縮しています。ファッションや歳時に関する情報収集に最適です。
■繁華街
繁華街のお店の開廃業は、意外なほど頻繁に行われています。新しい業態・業種の店が誕生し行列が生まれるときがトレンドの始まりなら、廃業はその終焉となります。
ビジネスチャンスのキーワードが「変化」だとするなら、市場に関する「変化」情報を一番キャッチしやすい場所での定点観測が、もっとも確実な情報収集の手段となります。