育成(権限委譲やコーチングを含む)
育成と一言でいうと簡単な言葉で、どこでも使われる頻度の高い言葉である。
これほど簡単でそれぞれの人によって解釈の違う言葉はないともいえる。そういう意味では、これほど難しい言葉もないのではないか。
どうしたら、人を育てることができるのか・・・・・?
この問いに対する答えは、基本的には、「育てる人が、人間の本質を尊厳できるか」ということではないか。
すると人間の本質って何?ということになる。まさに哲学の世界に入ってしまう。でも、そこが最も重要なことではないか。
人を育てるというと、もっとも多くの人が経験し遭遇することである。
多くの人が経験することのなかに、「自分の子供をどうやって育てていくか」ということがある。
それが、育成の基本のような気がするがどうか。
「あなたは、自分の子供をどう育てていますか?育成方法を教えてください。」と聞くと、その人の基本姿勢がみえてくる気がする。
自分の子供には親として、間違いなくりっぱに成功してもらいたいという慈悲の心がベースにある。
その基本姿勢が、リーダーとして、メンバー育成のプロセスにあったらいかにすばらしいことであろうか。
それが結果に結びつく確立も高くなるのではないだろうか。
そのことについては、また次回以降にコメントしていきたい。
著:佐藤創紀 →360サポーターズ
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