状況に腹を立てる "ネズミ" に陥ってはいけない
日本企業にリストラの嵐が吹き荒れた頃「チーズはどこへ消えた」という小冊子が売れた。
そこには、4匹のネズミが登場する。
いつもあったチーズの場所から、突然チーズが消える。
行動的な2匹のネズミは、すぐに場所を変える。
残りの2匹は「そんな事はない。いつもあったのだから...」と留まり続ける。
でもチーズはこない。
そのネズミは、次第に腹を立てる。
「なぜそんな理不尽な事が起こるのか?」と。
「そんなことはあり得ない。世の中が間違っている」と考える。
・・・・
こうやって比喩的に表現されると「状況に対して腹を立てて行動しない自分」にも気づく事がある。
リストラのショックを和らげるため、心構えをさせるため、そんな位置づけの本として考えるのはもったいないと思う。人間誰しも陥りがちな思考だからだ。
名言ナビゲーター城田真吾さんのメルマガを読んで、そんな事を考えた。
●大きな変化がおきたときに、最も危険なことは、変化そ のものではなく、今までと同じ方法で行動することであ る。
【ドラッカー/経営学者】 名言ナビゲーター城田真吾
著:田辺和彦 →360サポーターズ
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