奉仕
リーダーシップを発揮する際には、まず他人に奉仕したいという自然の欲望があって「それに対して、最初に奉仕する行動を選ぶのだ」といわれている。
人がリーダーシップに引かれるのは、自分という存在を超える大きな目的のために奉仕せざるを得ない気持ちになるからである。
つまりリーダーシップを発揮する人は、まず他人が仕事をするのに邪魔になる障害を取り除いたり、仕事をもっとうまくやるのに必要な道具を手に入れたりすることを手助けするものである。他の人たちを支援するために努力する行為は、尊敬に値する。仲間の重荷を少しでも自分が役に立っている、と実感できるとき、みんなが充実感と満足感に満たされる。
もっと笑い、もっと楽しみ、自分を誇れる目的を追求し、自分自身と自分の仕事を向上させながら、物事をもっと簡略化し、危険を恐れず、もっと自由に考え、自分の殻を打ち破って自由に個性を発揮し、人から愛され、人を愛しながら生活し、働くことが出来る...。これこそイニシアティブといっていいのではないか。
リスクを避けて、従来のやり方にもたれかかったままで、自分を正当化しているだけの人生ほど無駄なことはないのである。そのどちらの人生を歩むかは、自分の選択次第である。イニシアティブは、従来の殻を打ち破ること、それを率先できるかどうかである。
著:佐藤創紀 →360サポーターズ
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