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クリエイティブワーカーには『面白い仕事、エキサイティングな仕事』が報酬

かつての東芝の社長で、後に臨調リーダーになられた土光敏夫さんの残された言葉に「仕事の報酬は仕事で」というものがあった。
「仕事の結果は、賃金で報いる」ということがあまりにも強調される今日。しかし土光さんの先の言葉は、20年ほど前のものであるはずだ。

仕事が面白いから仕事をする。難しい問題ほど燃える !
いつもでは無いにせよ、クリエイティブワーカーは、そう考える人が多いように思う。

そういえば私の周りの経営人事コンサルタントにも定例のコンサルティングメニューを嫌う人も多い。新しい課題にチャレンジする時のワクワク感、ドキドキ感が少なくなってしまうからだろう。
*某有名ツールを持っているコンサルタント会社は、有能な人材が他社に流出するそうだ。

では、どうすべきか?

成果を上げた人には・・・・
1. 期間限定で自分のテーマを追求する時間を増やしてあげる
  (例えば3割は会社方針から外れた活動を認める)
2.全社共通の管理ツールは、適用外とする
  (例えばMBOシートは書かなくてもよい)
3.会社の方針立案や戦略企画に関われる自由を与える。
4.公募プロジェクトや公募するポジションがある場合、優先権を与える。
5.秘書やアシスタント、難しければ外部アウトソーサーに雑事を担わせる権限、予算を与える。

などが考えられる。
従来の日本の企業の常識からいうと、ちょっと、というところはあるが、クリエイティブワーカーにクリエイトさせるためには、幾つか検討してみる価値があるのではないだろうか?

著:田辺和彦 →360サポーターズ
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