日経ビジネスの『編集長のここだけの話』に見る既存メディアとPodcastのマッチング
日経ビジネスのPodcastの活用の仕方が上手い。編集長が約1時間にわたって、取材秘話や苦労話、今週号の読み所などを話されている。
私は、数年前からの定期購読者ではあるが、ここのところ忙しくもあり、あまり読まなくなっていた。
でも、たまたま新幹線で暇を持て余していたので、Podcastを聞いた。前の編集長、井上さんの時代だった。一言で感想を表現するなら「びっくり!」だ。なんだか熱いのだ。最近珍しい「熱い人」だったのだ。人柄がPodcastから滲み出ている。編集長が、番組の中で、感極まって涙ぐんだりしている。新幹線の中で、もらい泣きしてしまいそうだった。
こんな人が編集長しているのなら、読まなくては !こんなに皆が苦労して取材しているなら、読まないと悪い。そう思わせるのだ。次の予約講読を止めようかとさえ思っていた私だが、また目を通すようになった。メディア間の連携を良く考えた一手である。
とりあえず試しにPodcastをやってみよう、という番組も多いが、日経ビジネスのものは突き抜けている感じがする。だから効果があるのだろう。
「アイデア」 + 「やり切る力(情熱)」 = 「結果」
だとすると、両方が揃ったのだろう。
著:田辺和彦→360サポーターズ
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