New ヒント集HR Tips

仲がよいこと

仲間同士で事業をしていて、借金ができて倒産する人は、必ずそのときに仲間同士の仲が悪くなっているものである。
景気がいいときは、仲間同士、仲がいいものである。ところが、景気が悪くなってくると、仲間同士の仲がどんどん険悪になってくるのである。
「あのとき、こうしていればよかったのに...」という不平不満が募り、仲間同士のケンカが絶えなくなってくるのである。

仲間同士で借金を抱えつらくなったときに、それぞれ相談しても「つらいときもある。一緒にがんばっていこうぜ。」といってくれれば倒産することはないであろう。しかしメンバーが「おまえがヘマばかりするからこんなことになるのだ。」と責め始めると収拾つかなくなるものである。お互い仕事に対する意欲も低下していき、最終的に倒産してしまう。これが典型的な倒産パターンである。
メンバーは基本的に仲がよくなければ、なにもはじまらない。

これは、会社の役員だけの問題ではない。それぞれの組織やグループに当てはまることである。
仲がよいということは、何をするにも基本条件である。仲がよいというのは、お互いに信頼しているということであり、本気でお互いの責任をもっているということである。それが真に仲がよいということである。表面的にキヅをなめあうことではない。遠慮することによる、お互いの隙間をつくることではない。それが仲間としてのお互いの育成につながっていくのである。

著:佐藤創紀 →360サポーターズ
■多面評価や自己診断なら → gdl360.com検査・診断シリーズ

お問い合わせ

新人採用時の適性検査、中途採用時の適性検査、社内研修や人事コンサルティングのご相談など、
専任スタッフがご要望に応じてご対応いたします。