4. 人事考課制度の改善
目標を管理し、その結果を人事考課に反映する。結果だけではなく、成果を上げるための行動・能力(コンピテンシー)も評価する。
今ではスタンダードとなっている人事管理ですが、充分に使いこなせている組織は多くありません。
その現実を見て、
- 人事考課(人事評価)制度そのものをなくす
- No Rating(人事考課結果のSBCなどの評語を廃止する)
- 上司は部下を評価せずに、同僚の評価で給与も決める
などにチャレンジする組織もありますが、そのための別の努力・工数、負の部分が見過ごされていることも多く、今後の主流にはなりえません。
これからの10年、現在の制度の問題点を発見し、効果的に制度を再調整し、的確に運用するための組織毎の工夫が「人事管理の成否の鍵」です。
HRテック、AI、データ解析にもとづく人事管理を否定するものではありませんが、同一職種で数百人を超えるような組織以外では、きっと役に立ちません。
人工知能、IT技術、ビッグデータ解析などの言葉に踊らされず、組織や人の現実を見つめ、地道に制度を調整して結果を出す。
そのような組織を支援したいと考えています。
ご相談・企画は無料です。無理なプッシュも行っておりませんので、お気軽にお問い合わせください。
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