Job型人事の給与
給与水準の決定要因 ~給与は何で決まるのか?~
- 職務の対価(貢献度、重要度・困難度)
- 基本給は主に重要度・困難度で決まります。同じ職務であれば、個人の働きというより、基本給ベースが相場で上がるような場合は、ベースアップをします。毎年の昇給額は、少なめです(定期昇給がない仕組みも僅かにあります)。
- 賞与は貢献度(成果など)で決めます。同じ職務でも賞与には差がつきます。
- 相場(その地域での)
- 生活費が高い地域では、それ相応の給与を支払わなければ、人が集まらないので高めになります。
- その職務に対する需要と供給のバランスでも決まります。どんなに重要で困難度の高い職務でも、需要が少ない職務は、基本給が高まりません。逆に困難度は低いけれども需要が高い職務は、高くなります。
賞与額の決定
- 成績の変動が大きい職務は、個人間で大きな差をつける。
- 例えば、営業職(システム化された営業は別)、コンサルタント、タレント、開発職(新規系)
- 成績の変動が小さい職務は、個人間では大きな差をつけない。
- マニュアルが整備され、その通りに行えば結果が揃いやすい職務。ITの支援や管理を強力に受ける職務。