部下や関係者へのフィードバック
プロジェクトマネージャーは、プロジェクト内での貢献や努力をメンバーの上司に伝える義務がある。
通常業務を抱えながらプロジェクトに参画しているメンバーがいる場合、リーダーはプロジェクトでのメンバーの貢献、活動計画、活動実績などを、その上司に報告する義務があるはずだ。
それがなければ、参加意欲が湧きにくい。プロジェクトでの自分の努力が会社や上司に認めてもらえないと思えば切ない気分になるはずだ。
フィードバックの大切さ (音響室の話から)
人は何らかのものからフィードバックを受けて「自分の位置がわかる」ということが必要な動物のようだ。
音が全く反響しない「無音響室」に長時間入れられると発狂してしまうという実験があったそうだ。
フィードバック面接では小さなキャッチボールを繰り返す
評価のフィードバックは簡単ではない。自分は管理職として部下の行動を全部把握できていない、という多少の負い目もあるからだろう。だから「説得モード」でフィードバック面接を進める、ということになりがちだ。上司の評価結果、ものの見方を伝えて(宣告して?!)、最後に「何か言いたいことある?」みたいなフィードバックだ(下図のような雰囲気)。