アフター5の努力は評価対象外?
アフター5に自己啓発に努力しているという行為は、どう評価すべきだろうか?
結論から言うとアフター5の自己啓発という努力そのものは評価の対象とはせず、その努力の結果、業績に反映された部分を見るということになる。能力評価をしている組織だと、自己啓発で伸びた能力そのものが評価の対象となる。
エッ?! 積極性や責任感もプラスに評価すべきでは?という意見、反応もありそうだ。が、執務態度または情意考課は、あくまで仕事中の行為を対象とするべきだ。
でも、執務態度の加点評価としてプラスポイントを上げたい。それが人情だ。だが、それはそれで、また別の難しい問題を生む。一言でいうと、結局は、アフター5で自己啓発が出来ない事情がある人に対して「マイナス評価することとイコール」になることが多いからだ。
日本人の感覚、情緒からは納得しがたいものがあるかもしれないがアフター5の行為そのものは評価の対象にしてはいけない。
※ただし会社の名誉を傷つけることになるような行為を社外で行ったというような事例は別。
文責:田辺和彦
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