人事研修/コーチングTRAINING AND COACHING

5.評価フィードバック研修(管理職向け 1日)

人事評価結果(人事考課のABCD等の標語)のフィードバックは、部下のモチベーションや将来の成長を左右する重要なイベントです。

しかし「短期間に面談しなければならない」とか「部下の行動を充分に見られていない」「二次考課や人事部門の調整結果を充分に理解していないから部下に伝え難い」といったこと等から、部下が納得する適切なフィードバックが行えていないケースもよく見られます。

また一定の時間をかけてフィードバックはしているものの、部下に理解度を確かめずに一方的に進めてしまう「押し付け的なフィードバック」に陥っているケースも散見されます。この場合は、時間をかけた割には、部下はモチベーションがあがりませんし、具体的な行動や能力の改善に結びつかず組織や本人の成長に寄与しないフィードバックになってしまいます。

このコースでは、フィードバックを通じて、部下に育成や、評価の納得性向上に結びつけるスキルを開発します。

コースの特徴

①多くの演習事例を通じて「理解できた(知識)」から「実践できる(スキル)」へ高められます。

②参加者が上司役として部下にフィードバックする場面を体験し、講師や研修生から「上司としてのフィードバック」を受けますので、何が自分にとって課題なのか、明確に認識することが出来ます。

③初めは簡単な内容のフィードバックの練習から始まり、徐々に難しい状況の演習へと進めていきますので、参加者は自信をもって職場に帰ることができます。

④評価傾向診断を行いますので、自分自身の評価傾向を理解し、対策を検討することが可能です。

コースのねらいと内容

①人事評価およびフィードバックの目的を理解する。

評価フィードバックの「育成機能」と「納得性向上機能」
偏りすぎることで生じる問題

②フィードバックの手順と部下の心理を理解する。

一方的なフィードバック
双方向のフィードバック

③部下の特性に応じたフィードバックについて理解する。

積極的な部下
ネガティブに捉えがちな部下

④部下の成長につながるフィードバックのポイントを理解する。

評語だけを伝えるフィードバックの問題
励ましだけに終わるフィードバックの問題

対象者 : 管理職

受講人数 : 最低6名 ~ 最大36名

研修カリキュラム

時間 内容
9:00 ◆オリエンテーション
◆評価フィードバックのポイント
10:00 ◆不適切なフィードバックがもたらす問題
◆評価傾向診断の理解と対策(自己診断 → 自己研究)
11:00 ◆評価フィードバック 演習 その1
  ~ 「傾聴」・「質問」の基礎演習 ~
12:00 <昼食休憩>
13:00 ◆評価フィードバック 演習 その2
  ~ 「部下の多様性を理解する」演習 ~
14:00 ◆評価フィードバック 演習 その3
  ~ 「ベテランの部下へのフィードバック」演習 ~
15:00 ◆評価フィードバック 演習 その4
  ~ 「専門性の高い部下へのフィードバック」演習 ~
16:00 質疑応答・まとめ
17:00 <終了>

※時間帯は、ご要望に応じて調整させていただきます。

必要機材

①ホワイトボードまたは黒板
②会場が可能であれば、PowerPointが利用可能な環境(スクリーン、PC等)
③「研修テキスト」
④「フィードバック面談チェックリスト」

費用 : 個別にお見積りします

研修参加者の声

「フィードバック面接は奥が深いと感じた」
「研修は楽しくあっという間に時間が過ぎた」
「他人のフィードバックの様子を見られて参考になった」
「講師や他の研修生からのアドバイスが自信につながった」

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